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手紙に香りを添えて②

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  文香 5個入 手紙に入れるお香を文香(ふみこう)といいます。 封を開けた時、手紙を読む前に素敵な香りが漂います。 これは心を伝える香りのメッセージです。 千年前の平安王朝の時代、「源氏物語」でも恋文の結び文には 必ず香が焚き染められています。 文を開くと、まず香りが相手に届きます。 気持ちを伝える香手紙というコミュニケーションです。 千年の香りの和文化、現代に生き生きと生きています。  文:稲坂良弘 (香司「香十」前代表) 香の伝道師としてメディア、イベント等で活躍中 著書『 香と日本人 』(角川書店,2011) ▷ 香十ホームページはこちらから ▷ 香十インスタグラムはこちらから

手紙に香りを添えて①

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用件は携帯電話でもメールでも簡単に伝えられます。 でも時には筆ペンでも、万年筆でも、ボールペンでもよいので 便箋に自分で書いてみると、気持ちがあたたかく伝わる気がします。 季節の絵手紙でもよいでしょう。一枚のはがきも心を伝えます。 もっと良いのが便箋一枚でも手紙として封筒で送ることです。 その時に、便箋と一緒に封筒に香りを入れるという素敵なことを ご存知でしょうか? 手紙に入れるお香を文香(ふみこう)といいます。 手紙に香りを添えて②へつづく ▷ 香十ホームページはこちらから ▷ 香十インスタグラムはこちらから