香りで心地よい眠りを①
湿度が高くなる梅雨の時期、その後の盛夏、熱帯夜と夏の夜は寝苦しくなります。
寝不足が続くと体調も影響を受けます。
では心地よい眠りを得るにはどうすればよいでしょうか?
優しい眠りに誘ってくれる「香り」を使うとよいでしょう。
「香」の香りが安眠をもたらすことは、一千年以上も昔、香の文化を築いた
平安王朝の人々も知っていました。
その後の室町時代、禅宗の高層として有名な一休宗純は
「香には十の徳があり」という「香十徳」を書にし広めました。
その中に「能覚睡眠」という語があります。
「よくねむりをさます」
と読みますが、この漢字から「睡眠をよく覚える」というイメージが
浮かびます。つまり香の香りの中で眠るとぐっすり眠れて目覚めがよい
ということになります。
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