「お盆」について③
7月8月の2ケ月にわたり、日本中で今日元気でいる感謝と共に
先祖を偲ぶ心優しい行事「お盆」が行われます。
「新盆」と「新盆見舞い」とは?
亡くなられた方の、初めてのお盆を新盆(にいぼん)といいます。
(初盆ともいいます)
霊が初めて我が家に戻ってくるという考え方から
特に心を尽くして迎えるのが「新盆」です。
新盆を迎えるお宅に、故人を偲びお供えするお線香等を
お届けすることを「新盆見舞い」といいます。
香りのよいお線香は故人のお供えであると共に
ご家族の方々への慰めとなり、やすらぎをお届けするものになります。
塗箱や桐箱におさめられた「新盆見舞い」用の進物お線香と
いうものは各種あり、偲ぶ心をかたちにしてお届けします。
お送りする場合はお手紙をひとこと添えられれば更に
お気持ちが伝わるでしょう。
受け継がれた風習には心の優しさと美しさがあります。
ご進物お線香はこちらから
文:稲坂良弘
(香司「香十」前代表)
香の伝道師としてメディア、イベント等で活躍中
著書『香と日本人』(角川書店,2011)
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