4月18日はお香の日 香と出会う日②









それを受けたのが日本最初の女性天皇推古女帝でした。

傍らに摂政聖徳太子がいました。

太子はすぐそれを貴重な香木とわかり、仏の導きで起きた奇跡としました。

それが4月18日とされる説があります。

「お香の日」は1400年前の歴史の話が基になっています。

一説には「香」という字を分解すると、

一、十、八、日となります。 

一、十、八、日を組み合わせるとつまり「香」となります。


現代では、香木「伽羅」「沈香」「白檀」の香りを大切にした使いやすい

お香、お線香が数々あります。

最高級品から気軽でカジュアルなものまでいろいろとあります。

香炉に灰を入れて整え、火をつけたお香を立てて香りをくゆらせるのが本来です。

もっと簡単には香皿の上に香立てを置き、お香を立てるだけでもよいです。

さらに香立てがひとつあれば身近にある気に入った小皿の上に香立てを置けば

オリジナルの香皿になります。

アイデア次第で自分流に楽しめます。

「4月18日はお香の日」香と出会う日です。

香りとともに1400年の物語を想ってみてはいかがでしょうか。














文:稲坂良弘

(香司「香十」前代表)
香の伝道師としてメディア、イベント等で活躍中
著書『香と日本人』(角川書店,2011)

※イベント、取材等お問い合わせください。



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